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肌荒れについて

カテゴリー:鍼灸

2021年10月25日

こんにちは。鍼灸美容サロンDOLCEです。

秋らしい1日の寒暖差の大きい日々になってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は肌荒れについてお話したいと思います。

 

肌、つまり皮膚は身体の中で外界からの刺激を受けやすい部分です。

身体を守っているのは東洋医学では“気”の働きによると考えられています。そして“血”の栄養作用により皮膚が潤い、乾燥を防ぎます。

これらの“気”と“血”の作用が低下することが、皮膚のトラブルを起こす原因となります。

 

秋は五行でいう肺が陽気を巡らし、発散させる作用と、皮膚で身体を包み込む作用があります。

 

例えば、

・生まれつき肌が弱い方
・お肌が荒れている方
・体毛の多い方
・色白の方

は肺そのものが元々弱いと考えられます。

 

余談ですが、肺の支配下に鼻があります。
身体が冷えたりすることで、鼻づまりになったり、ひどくなると鼻炎や蓄膿症にもなります。

なので秋に花粉症に悩まされる方が多くなります。

 

 

☆肌トラブルには☆

 

肌荒れ・にきび・アトピー性皮膚炎などがあります。

この中でも肌荒れは身体の中の陰の部分(血・津液)の不足で起こります。

 

肌荒れにも色々な種類があります。

 

血虚タイプ→粉がふく感じの肌荒れ

陰虚タイプ→一見乾燥してなさそうだが、触るとパサパサした感じの肌荒れ

瘀血タイプ→ゴワゴワした感じの肌荒れ

 

 

このような症状とタイプにあわせて、ツボを選んでいきます。

 

血虚タイプ

三陰交…足の内くるぶしから、指4本分程上骨のキワ

陰陵泉…足(ふくらはぎ)の内側で膝の下の骨のもり上がりの凹んだところ

 

陰虚タイプ

大衝…足の甲のところの足の親指と人差し指の骨が交差する前の凹んだところ

復溜…足首にある内くるぶしから指3本分上がった高さで、アキレス腱のキワ

 

瘀血タイプ

血海…膝のお皿の内側の縁を指3本分上がったところ

 

タイプに合わせてツボの位置も変えて取ります。

円皮鍼・お灸お持ちの方は是非!
お持ちでない方も指でかるくマッサージしてみてください。

ツボ刺激は続けることで効果が出てきますよ。お試しください。

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