こんにちは！
DOLCE BEAUTY SALON です。

体の冷えがつらい季節、手足の冷たさや慢性的なだるさを感じていませんか？
美容鍼はお顔のリフトアップや肌質改善のイメージが強いですが、実は全身の巡り改善による冷え対策にも効果的です。
今回は、東洋医学の観点から冷えが起こる理由を解説しつつ、自宅ケアにも取り入れられる冷え改善におすすめなツボ５選を紹介します。

冷えが起こる理由

東洋医学では、冷えは単なる体温の低下ではなく
・気血の不足
・血の巡りの悪さ（瘀血）
・内臓の働きの低下
・自律神経の乱れ

などが複合して起こると考えます。
特に女性は、ホルモンバランスの変動や筋肉量の少なさ、ストレスによる自律神経の乱れなどが重なりやすく、冷えを感じやすい傾向があります。
美容鍼は筋肉の緊張を緩め、血流やリンパの流れを促し、全身の代謝バランスを整えることで冷えの根本改善をサポートします。

美容鍼が冷えに良い理由

美容鍼のメリットは「局所へのアプローチ」と「全身調整」の両方ができる点です。

①血流がアップして末端まで温かく
鍼によって筋肉が緩むと、滞っていた血流が一気に流れやすくなります。
特に手足の冷えや下半身のむくみがある方は、施術後に「足がポカポカしてきた」「夜まで温かい」と感じる方が多いです。

②自律神経が整い、冷えにくい体へ
ストレスや疲労で交感神経が優位になると血管が収縮し、体は冷えやすくなります。
美容鍼には副交感神経を優位にさせるリラクゼーション効果があり、睡眠の改善にもつながります。

③内臓の働きを整え、深部から温まる
胃腸の調子が悪いと体の中心が冷えて手足が冷たくなりやすくなります。
お腹や背中への鍼・お灸は内臓機能をサポートし、体の深部から温めていきます。

冷え改善におすすめのツボ

オススメのツボ５選

①三陰交（さんいんこう）

場所：内くるぶしから指４本分上、骨の際
女性の冷え改善といえば必ず登場する代表的なツボです。
肝・脾・腎という３つの重要な経絡が交わる場所で、血の巡りを良くしホルモンバランスを整える働きがあります。

効果
・冷え性
・生理痛、PMS
・下半身のむくみ
・胃腸の不調
優しく指圧するだけでも温まりやすいツボです。

②太谿（たいけい）

場所：内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ
腎の気を補うツボとして、深部の冷えを改善するのにとても有効。
特に足先が氷のように冷たい方はかなり反応が出やすいポイントです。

効果
・深部の冷え
・腰痛
・足のだるさ
・夜間頻尿
お風呂上りに軽く押したり、ドライヤーでじんわり温めるのもおすすめです。

③気海（きかい）

場所：おへそから指２本分下
気を巡らせる大切なツボで、疲れやすい、元気が出ない、冷えでお腹がゆるい…という方にぴったりです。
美容鍼の施術でも、気海まわりのお腹の鍼はとても人気です。

効果
・お腹の冷え
・便秘・下痢
・生理不順
・免疫力アップ
深呼吸しながら時計回りにお腹をさするだけでも効果があります。

④合谷（ごうこく）

場所：手の甲、人差し指と親指の骨が交わる場所
顔の鍼とも相性がいい「万能ツボ」。
肩こり・ストレス・自律神経の乱れなど冷えの原因となるトラブルに幅広く対応します。

効果
・自律神経の調整
・頭痛
・眼精疲労
イライラ、不安
スマホで疲れた手にも有効で、押すと少しいた気持ちいい感覚があります。

⑤足三里（あしさんり）

場所：膝のお皿の外側下、４本分下
長寿のツボとして古くから愛されてきた有名なツボ。
胃腸の働きを整えることで、体の中心が温まりやすくなります。

効果
・足の冷え
・胃腸の不調
・だるさ
・免疫力アップ
むくみや重だるさがある方にもおすすめです。

美容鍼で行うとさらに効果的

セルフケアだけでも冷え対策になりますが、美容鍼では、深部の筋肉や経絡に直接アプローチできるため
効果が出るスピードが速いのが特徴です。

・鍼後に足が一気に温かくなる
お腹がやわらかくなる
夜ぐっすり眠れる
など、即時的な変化を感じる方がほとんどです。

特に、顔の美容鍼＋身体の調整を組み合わせると、巡りが整い、手足の冷えが軽くなるだけでなく
くすみが改善して透明感アップ、肌のトーンも明るくなると喜ばれることが多いです。

まとめ

冷えは「体質だから」とあきらめる必要はありません。
ツボ押しや美容鍼によるケアを続けることで、身体はしっかり変わっていきます。
今回紹介したツボはどれも自宅で簡単に押せますので、是非今日から取り入れてみてください。

冷えが気になる方は美容鍼×身体治療の施術がとてもおすすめです。
冷えのタイプに合わせてアプローチすることで、手足の温かさ、睡眠の質、疲れやすさなども改善していきます。

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