美容鍼と併用可能な美容施術
カテゴリー:お知らせ
2024年11月3日
こんにちは!
DOLCE BEAUTY SALON です。
美容鍼の前後にエステなどの美容施術を受けていても大丈夫なのか、とお客様から質問をいただく事があります。
美容施術の中には施術後すぐに美容鍼が出来るものと期間を空けて美容鍼を受けた方がいいものがあります。
今回はよく質問をいただく中からいくつか紹介していきます!
併用ができる美容施術
同時に施術可能なもの
美容鍼と同時に施術をすることで効果をさらに高めることが出来ます。
1.ハイドラフェイシャル
ハイドラフェイシャルはディープクレンジングと保湿を組み合わせたフェイシャルトリートメントです。
美容鍼後に行うと、毛穴汚れをしっかり除去し、保湿成分を肌の奥まで浸透させることが出来ます。
2.EMS(電気筋肉刺激)
美容鍼と組み合わせることで、EMSを使って顔の筋肉を刺激し、引き締め効果を高めることが出来ます。
特にリフトアップや顔のたるみ改善に効果的です。
3.フォトフェイシャル
IPLを使ったフォトフェイシャルは、光を肌に照射してシミやくすみを改善する治療法です。
美容鍼で代謝を活性化させた肌がさらに美白され、透明感が増します。
色素沈着や赤ら顔、コラーゲンの生成を促進し、肌にハリを与えます。
4.キャビテーション
キャビテーションは、超音波を使って脂肪細胞に働きかける施術です。
頬やあごの脂肪を減らし、スッキリした輪郭を作ります。また、顔全体のむくみを軽減し、引き締まった印象を与えます。
5.ラジオ波(RF)
ラジオ波は皮膚の深層まで熱を届け、コラーゲンの生成を促進します。美容鍼によって代謝が高まった状態の肌に施術することで肌のリフトアップやたるみの改善に相乗効果が期待できます。
これらはお肌の状態により同時に施術を受けることで肌へ負担がかかります。乾燥肌や敏感肌の方などは間隔を空けた方が安心です。
間隔を空けてできる美容施術
美容施術後から間隔を空けて美容鍼を受けた方が良い施術
1.ボトックス注射
ボトックス注射はボツリヌス菌が作り出すボツリヌストキシンを注射することで神経と筋肉の伝達を遮断する作用があります。
これを顔の筋肉に注射し、表情筋の働きをマヒさせることでエラの張りや表情ジワに効果があります。
美容鍼を受けた直後のボトックスは比較的安全とされていますが、1週間程間隔を空けると肌への刺激を最小限に抑えられます。
またボトックスを受けた直後は注入部分が安定していないため、2週間ほど空けてから行うことが推奨されます。
直後に鍼を行うことで注入したボトックスが周囲に広がり、効果に影響を与える可能性があります。
ボトックスを注入した箇所に鍼をすることはおすすめしません。鍼によってその部分の代謝が良くなるため吸収が早まってしまうからです。
ただ、ボトックスが効きすぎてしまって効果を弱めたいという方には美容鍼はおすすめです。
2.ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸注射は皮膚に直接ヒアルロン酸を注入することでシワやたるみを改善したり、顔のボリュームを補う即効性の高い美容施術です。
美容鍼とヒアルロン酸注射を組み合わせる場合、施術の順番と間隔が重要です。
美容鍼後にヒアルロン注射をする行うのは比較的安全とされています。
美容鍼で代謝が良くなった状態でヒアルロン酸を注入することで、肌の状態が整い、注入されたヒアルロン酸が自然にフィットする可能性があります。
ヒアルロン酸注射後に美容鍼をする際は2週間ほど避けましょう。直後に美容鍼を受けることで定着していないヒアルロン酸の位置に影響を与える可能性があります。
腫れや内出血がある場合も症状が落ち着いてから施術を受けましょう。
またヒアルロン酸が入っている箇所の美容鍼は必ず避けるようにしましょう。使い捨てのディスポーザブル鍼を使用していてもお肌の細菌などがヒアルロン酸に入ってしまうと感染症を引き起こしてしまうからです。もちろん鍼の前にはお肌を消毒させていただきますが、それでも菌がゼロになるという事はありませんので可能性は少しだとしても残ってしまいます。このようなケースが多いわけではありませんがリスク回避のためにヒアルロン酸のところには鍼は打たないようにしています。
そのため鍼を受ける前にヒアルロン酸の注入箇所を伝えておきましょう。
3.レーザー治療
レーザー治療は肌に強い熱や光のエネルギーを与えるため、施術後の肌が敏感でダメージを受けやすくなっています。
施術直後に美容鍼を行うと、炎症や色素沈着のリスクが高まるためレーザー治療後、1~2週間以上間隔を空けてから美容鍼を受けましょう。
4.フェイスリフトなどの外科的美容施術
フェイスリフトやその他の外科的な美容施術後、顔の組織がデリケートな状態であり、治癒が必要です。
美容鍼の刺激は回復過程を妨げてしまうことで治癒を遅らせてしまうリスクがあります。また、感染や過度な腫れの原因となる事もあります。
外科手術後、数週間から数ヶ月は美容鍼を避け、医師の指導のもと再開するようにしましょう。
まとめ
美容鍼を受けるにあたって直前直後に受けられる施術と受けられない施術をご紹介しました。
併用することでさらに効果を得る事も出来ますが、それがかえって悪影響となってしまうこともあるので注意が必要です。
腫れやひりつきなど少しでもお肌に違和感を感じるときは症状が治まるまで待ってから次の施術を受けましょう。