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鍼灸と花粉症

カテゴリー:お知らせ

2022年4月24日

鍼灸で免疫UP!花粉に強い身体を!!

 

こんにちは。

鍼灸美容サロンDOLCEです。

4月に入り、寒さも少しずつ和らぎ温かくなってきました。

まだ寒暖差のある季節ですので体調を崩さないよう注意が必要です。

最近はお客様の中にも

「花粉症が辛い」

とお聴きすることが多くなりました。

今回は花粉症について書かせて頂きます。

 

 

花粉症(アレルギー性鼻炎)とは

 

花粉症は、アトピー性皮膚炎や喘息などと同じアレルギー疾患の1つだと言われています。

アレルギーとは、身体に入り込んだ異物を撃退する身体の防御反応が、過剰であることをいいます。

アレルギーを引き起こす原因物質を「アレルゲン」といい

花粉症の場合はスギなどの植物の花粉がアレルゲンとなります。

空気中を浮遊している花粉が目や鼻の粘膜に付着し、それを取り除くため「鼻水」「鼻詰まり」「くしゃみ」「涙」を引き起こして体内から排出しようとします。

このアレルギー反応が強く出てしまうのが花粉症(アレルギー性鼻炎)です。

花粉は1年中飛んでおり、春以外の季節にも花粉症などのアレルギー症状を引き起こす方もいらっしゃいます。

鼻が詰まることで口呼吸となり、口の乾燥がみられ咳症状が出たりします。

また息苦しくなるため「身体のだるさ」「熱っぽさ」「集中力の低下」「睡眠の質の低下」などの影響もあります。

 

花粉症の主な原因は?

 

花粉症の原因が「花粉」にあるのは明確ですが、実は根本的な原因ではありません。

症状の出る人、出ない人がいますね。

 

人間は、身体を守るために外から侵入するものを阻止する働きがあります。いわゆる「免疫」と言われるシステムです。

風邪をひいたときに咳や鼻水が出たり、発熱したりするのは、ウイルスを免疫細胞が攻撃し、排除しようとしているからです。

こうした身体を守る防衛機能のおかげで私たちは元気でいられるのですが、この免疫機能が過剰になってしまうケースがあります。

これが花粉症やアレルギー疾患に繋がります。

本来であれば花粉は無害であるはずなのに、身体が外敵だと判断し免疫反応が働いてしまうのです。

このように免疫機能が働いてしまう理由は、現在のところ解明されていません。

 

花粉症の症状

 

・くしゃみ

・鼻水

・鼻詰まり

・目のかゆみ、涙、充血

・喉の乾燥、咳

・だるさ

など…

 

東洋医学からみた花粉症

 

花粉症を含めアレルギー疾患を抱える方の傾向として冷え性、胃腸虚弱、月経不順などの体質的な症状を抱えていることが多くあります。

東洋医学ではこのような体質を「虚証」と呼んでいます。

花粉症特有の症状を抑えながら、この虚証を改善する施術を行うことでアレルギー症状を起こしにくくすることができます。

花粉症もアレルギー疾患の1つなので部分的な症状として捉えるのではなく体質的な問題を改善していくことが必要です。

また、古代医学書に「キュウ鼻(きゅうび)」という言葉で記された疾患があり、その症状は「突然に鼻がムズムズし、くしゃみが止まらず鼻水が流れる」

とあります。したがってアレルギー性鼻炎というのはかなり昔からあり、それに対する施術法もありました。

このキュウ鼻と呼ばれるアレルギー疾患は、体質・体調が悪い為に、身体に歪みが生じ、引き起こされていると考えられています。

そのため、体質を改善して症状を抑えようというのが花粉症の鍼灸施術の基本です。

また、東洋医学では、外部から身体を守る働きは「肺」が担うとされており、花粉症をはじめアレルギー疾患が起きている部位は「肺」だと考えます。

このため花粉症治療は、肺と身体の深部との流れを正常化することも重要です。

 

花粉症に効くツボと効能

 

鼻や目の周り、頭部にあるツボを刺激することで、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどの症状が一時的ですが改善します。

 

・印堂(いんどう)

場所:眉と眉の間にあります。

効果:鼻詰まりと目のかゆみ

押し方:ゆっくりと押しながら小さな〇を描くように30秒ほどやってみてください。

 

・承泣(しょうきゅう)

場所:瞳孔の真下にあります。

効果:目のかゆみと涙

押し方:ゆっくりと押しながら小さな〇を描くように30秒ほどやってみてください。

 

晴明(せいめい)

場所:目頭と鼻の付け根の骨の間にあります。目が疲れた時に無意識に抑え込んでしまう箇所です。

効果:目の充血やかゆみ、腫れぼったさ

押し方:人差し指と親指の腹でつまんで、グッと押し込むように刺激します。

 

 

・迎香(げいこう)

場所:左右の小鼻のくぼみにあります。

効果:鼻詰まり

押し方:指を引っかけるようにして押すと鼻の通りがスッと良くなります。

 

・鼻通(びつう)

場所:迎香のやや上に位置し、鼻の付け根の両側にあるツボです。

効果:鼻詰まり

押し方:グッと押すと痛さを感じますが、痛気持ち良い程度良で押しましょう。

 

・合谷(ごうこく)

場所:手の甲の親指と人差し指の間にあるツボで親指と人差し指の合わさる所のくぼみにあります。

効果:首から上の症状に効くと言われているツボで、鼻水や鼻詰まり、目のかゆみ、充血、顔のむくみ、頭痛など

様々な症状に効果が期待できるため万能ツボとも呼ばれています。

押し方:片方の手の人差し指と親指で挟んで適度な強さで揉みましょう。

 

ツボ押しは、夜寝る時に楽な姿勢で行うことがオススメです。

特に鼻詰まりのまま寝てしまうと就寝中に口呼吸になり翌朝、頭痛になることが多いので、

ツボ押しで鼻詰まりを軽減してから寝るようにしましょう。

ツボを刺激することにより血流が良くなり神経も刺激され、リラックスするので安眠にも繋がります。

 

鍼灸施術の効果

 

花粉症の鍼灸施術の効果については、体質改善のための全体的な鍼灸施術の他に、花粉症に有効なツボを刺激することによって、

クシャミ・鼻詰まり・鼻水・目のかゆみなどの症状が改善します。

鍼灸施術は花粉症の時期が終わっても続けることが大切です。

長期間の施術を続けることで花粉症の体質を変えていくことが出来ます。

 

花粉症治療を受けるタイミング

 

花粉は症状の出る約1ヶ月前から始めるのが良いと言われています。

あらかじめ身体の免疫力を向上させアレルギー症状を抑制するのが効果的です。

花粉症が酷くなり、薬を飲まれている方は副作用で眠気が仕事に支障をきたしたり、アレルギー症状が強く日常生活がかなり不快になった方には

症状に対して即効性のあるツボを利用し、免疫力向上の施術をすることにより症状の改善が期待できます。

 

 

花粉症の予防

 

鍼灸治療のみでも花粉症の予防は効果の期待はできますが、ご自身の予防でさらに花粉症状を抑えることができます。

 

・ストレスを無くす、発散する

・花粉期はなるべく外出を控える

・外出時はマスク、眼鏡などを着用

・帰宅時は衣服などに付いている花粉を払い落とす

・バランスの取れた食生活に改善する

・たばこやお酒、刺激性の強い香辛料などの摂取を控える

 

 

いかがでしたでしょうか?

ドルチェでは新たにミニオプションとして「花粉症集中ケア」を追加いたしました。

追加のお時間を頂かず、お顔の電気を流している間に+10本鍼を追加しツボを刺激していきます。

終わった後は鼻詰まりや目の腫れぼったさなどが取れスッキリします。

当日でもミニオプションの追加が可能ですのでご希望の方はお気軽にお声掛けください。

他にも「ニキビ集中ケア」「目元集中ケア」「しわ・たるみ集中ケア」「お腹カッピング」もミニオプションとしてご用意がございます。

まだまだ悩まされる花粉症状をドルチェで解消しませんか?

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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