ヘッドマッサージの効果とおすすめのツボ
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2024年5月20日
こんにちは!
DOLCE BEAUTY SALONです。
今回はヘッドマッサージについてご紹介です。
ご自身で頭皮マッサージしたことがあるという方も多いのではないでしょうか?
今では道具を使った方法など自宅でも手軽にケアすることが出来ます。
そんなヘッドマッサージにはどのような効果があるのでしょうか?
ヘッドマッサージの効果
リラックス効果
頭皮をマッサージすることによって緊張がほぐれイライラや不安感が和らぎます。
頭皮は日々の疲れやストレスが現れやすい箇所のため、心と身体へアプローチすることができます。
また、血流が改善され身体が温まることにより疲れも和らぐため、リラックス効果が期待できます。
血流促進効果
頭皮をほぐして柔らかくすることで血行を良好に保つことが可能です。
血行が良くなることで栄養が行き届きやすくなります。そのため健やかな頭皮を保つことができ、頭の疲れを癒す効果も期待できます。
リフトアップ効果
リフトアップと聞くと顔だけのことだと思いがちですが、頭皮と顔の皮膚は繋がっているため、頭皮のコリがほぐれることにより顔のたるみに効果が期待できます。
頭皮マッサージによって顔の皮膚も同時に引っ張られるためリフトアップ効果があり、フェイスラインもすっきりしてくるでしょう。
目の疲れ、肩こり、首コリ改善
ヘッドマッサージは特に目の疲れ、肩コリ、首コリの改善効果が期待できます。
それだけでなく、東部の血流改善により、全身の血流が良くなります。
血流不全は万病の元と言われるように、全身の血流が良くなることで、体の不調の改善が期待できます。
脳の疲労改善
ヘッドマッサージには脳を休ませる効果もあります。
数千億の神経細胞が集まっていると言われている脳ですが、ヘッドマッサージでは脳に近い部分をマッサージすることで脳へ心地よい刺激を与えます。
また血流が良くなることで脳へ酸素が行き渡ることで脳の疲労も回復していきます。
寝ながらヘッドマッサージを受けた時の効果は10分の睡眠が8時間に相当すると言われており、睡眠不足の方に特に効果的です。
以上がヘッドマッサージの主な効果です。
睡眠の寝つきや途中で起きてしまう方にもおすすめです。お悩みの方はぜひお試しください。
ヘッドマッサージの注意点
好転反応が出る場合がある
マッサージを受けたことがある方は、施術後に身体がだるくなったことはありませんか?
そのような身体の反応を好転反応(こうてんはんのう)といいます。言葉通り、症状がいい方へ転ずるときに起こる一時的な身体の反応のことを指し、溜まっていた老廃物が、血流改善により一気に流れ出すことで起きます。
はじめて体験すると不安に感じてしまうかもしれませんが、好転反応は一時的なものなので多くの方は一晩寝ると回復します(長くても1日~2日ほど)。身体が良い方向へ向かっているサインなので、水分をしっかり取りなるべく早く休むようにしましょう。
好転反応の例:倦怠感、のどの渇き、頭痛、めまい、かゆみ、ほてり、眠気、炎症、排尿の色の変化など
このような方は施術が受けられない場合がある
・飲酒、泥酔状態の方
・炎症やケガ、腫れがある場合
・高血圧の薬を服用している場合
・風邪や熱がある場合
・頭、首、顔に血管の病気がある場合
・骨や関節などに問題がある場合
・妊娠している場合
・病気やケガ、手術後など
その他にもご不安な点があればかかりつけ医に相談をしてから施術を受けるようにしましょう。
症状に合わせたオススメのツボ
血行促進効果が期待できるツボ
頭部には血行を促進する効果が期待できる以下の3つのツボがあります。
・角孫(かくそん)
・百会(ひゃくえ)
・通天(つうてん)
角孫(かくそん)
角孫は耳を後ろから前に倒した際に、耳の一番尖った部分がこめかみの下部あたりに触れる場所にあるツボです。
角孫を刺激することで血液の循環が促進され、肩こりや首コリによる緊張型頭痛の緩和も期待できます。
また、自律神経のバランスを整える効果も期待できるため、睡眠の質が低下している方や花粉症などのアレルギー疾患をお持ちの方にもおすすめです。
百会(ひゃくえ)
百会は頭の頂点にあるツボで両耳の先をつないだ線上の真ん中が百会になります。
百会には目の疲れ、めまいなど頭部に見られる症状の緩和が期待でき、自律神経のバランスを整え、全身の血行を促進する効果もあるため、ストレスや不眠の方にもおすすめです。
また百会の「百」にはたくさんのという意味が込められており、多種多様な症状に効果がある、百病に効くとされた万能ツボです。
通天(つうてん)
通天は先程紹介した百会から両側にわずかにずれたところにあるツボです。
「通」は通す、「天」は文字通り天。天の気を通すという意味で血行促進効果だけでなく、鼻詰まりや鼻水などに効果を発揮し、片頭痛の特効ツボにも使われます。
頭痛改善のツボ
頭皮には頭痛の改善効果が期待できる以下の2つのツボがあります。
・曲差(きょくさ)
・神庭(しんてい)
曲差(きょくさ)
曲差は左右の目頭からまっすぐ上にあがり、生え際にぶつかった両サイドにあるツボです。
頭痛だけでなくめまいや眼精疲労、鼻詰まりにも効果的なツボとされています。
その他にも抜け毛を予防する効果や記憶力を向上させる効果なども期待されています。
神庭(しんてい)
神庭は眉間の中央をまっすぐ上にあがった、生え際のおよそ1㎝上に上にあるツボです。
曲差とセットで紹介されることの多いツボでもあります。
神庭には頭痛を改善するだけでなく、イライラや不安、集中力の低下、気分の落ち込みなど、自律神経系の不調を緩和する効果も期待できます。
眼精疲労回復のツボ
頭部にある眼精疲労回復のツボは以下の2つがあります。
・睛明(せいめい)
・太陽(たいよう)
睛明(せいめい)
睛明は目頭と鼻の付け根の間にあります。
目が疲れた時には自然にここを押していることも多いのではないでしょうか?
眼精疲労のみでなく、目に現れる様々症状に効果があるとされています。
例えば、目のかすみや涙目、目のしょぼしょぼした感じ、目のぴくぴくする痙攣などです。
鼻の機能を整える効果もあるので、花粉症の症状、鼻水、鼻詰まりなどにも試してみてください。
太陽(たいよう)
太陽は眉尻と目尻を結んだ線の真ん中から少し外側に寄ったところにある、こめかみのくぼみにあります。
和髎には目の疲れを改善するだけでなく、頭痛やめまい、目の充血にも効果的なツボとされています。
肩こり改善のツボ
頭部の肩こりに効果的なツボは以下の3つがあります。
・完骨(かんこつ)
・風池(ふうち)
・天柱(てんちゅう)
完骨(かんこつ)
完骨は左右の乳様突起(にゅうようとっき)と呼ばれる、出っ張った骨のすぐ下にあるツボです。
めまいやむくみなどの症状を和らげるとともに肩こりを改善します。
他にも自律神経のバランスを整える効果も期待できます。
風池(ふうち)
風池は首の後ろにある2つの太い筋肉をまっすぐ上に辿り、生え際にぶつかった両サイドにあるツボです。
肩こり改善のツボとしてよく使われていますが目や鼻、耳に関する症状にも効果的とされています。
眼精疲労の改善にも効果が期待できます。先ほど紹介した頷厭や和髎とセットでツボ押しするのもおすすめです。
天柱(てんちゅう)
天柱は首の骨の両側をまっすぐ上に辿り、生え際にぶつかった両サイドにあるツボです。
風池と並んで肩こり改善のツボとして知られており、風池とセットでのツボ押しがおすすめです。
肩こりだけでなく緊張型頭痛の改善や、ストレスに伴う自律神経のバランスを整える効果も期待できます。
肩こりなどが原因で起きる頭痛には曲差や神庭と一緒に天柱もツボ押ししておきましょう。
まとめ
ヘッドマッサージの効果や注意点、おすすめのツボについて解説しました。
自分でも手軽に行えるのがヘッドマッサージの魅力です。数分だけでも毎日継続して行うことで効果をご実感できると思います。
お風呂に入っているときやちょっとした隙間時間にぜひ試してみてください。