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二日酔いと鍼灸

カテゴリー:鍼灸

2021年11月29日

 

こんにちは。

名古屋伏見・栄の美容鍼 鍼灸美容サロンDOLCE(ドルチェ)です。

今回はこれからの忘年会シーズンに切っても切れない”二日酔い”についてお話していこうと思います。

 

なぜ二日酔いになるのか

 

そもそも「二日酔い」には明確な定義はありませんが、たくさんのお酒を飲んだ翌日に残っている様々な症状を二日酔いと呼びます。

具体的な症状としては、頭痛・吐き気・胃痛・胃もたれ・胸やけ・疲労感・喉の渇きなどで通常24時間以内には解消されます。

 

本題に戻りますが、アルコールは体内に入ると胃と小腸から吸収された後、肝臓で分解され ”アセトアルデヒド” という物質に分解されます。

お酒を飲みすぎると肝臓がアセトアルデヒドを十分に処理し切れなくなるため、体内のアセトアルデヒド濃度が高くなります。

このアセトアルデヒドはタバコの煙などにも含まれる有害物質であり頭痛、吐き気、動悸などを引き起こす働きがあります。

これが二日酔いの症状を引き起こす主な原因となります。

 

 

東洋医学的には?

 

二日酔いは過度の飲酒により

・脾胃が傷ついた

・肝機能が低下した   この二点が原因となります。

 

なので脾胃の力を回復し、肝機能を回復させることが二日酔いを改善する上で重要となります。

 

東洋医学的には二日酔いの吐き気や頭痛を抑えるには ”肝臓に効くツボ” を

胃痛や胃もたれなどを抑えるには ”胃腸に効くツボ” を刺激することで効果が期待できます。

 

【オススメの ”肝臓に効くツボ”】

 

◆期門(きもん)・・・両乳首の真下にある肋骨の境目部分。二日酔いの時は20回~30回程指圧すると効果的です

 

◆合谷(ごうこく)・・・手の親指と人差し指の付け根の間。合谷は二日酔いによる気分の悪さ以外にも頭痛、腹痛、下痢、便秘などの改善にも効果的なツボです

 

◆内関(ないかん)・・・手首のシワの下、指3本分の位置。手をグーにした時に手首に出る2本の筋の間

 

 

【オススメの”胃腸に効くツボ”】

 

◆足三里・・・膝のお皿のすぐ下にあるくぼみから、指4本分下の少しくぼんでる場所

消化、吸収、排泄の全ての調節ができると言われるとても万能なツボです。

 

 

根本的にはアルコールを体外へ排出する必要があるため、しっかりと水分補給することが大切です。

それに加えて、ご紹介したツボ押しやドラックストアなどで購入できるドリンクやサプリを併用していただくことで

症状の改善がより早くなります。

 

正しい知識を身につけ、これからの忘年会シーズン

辛い二日酔いに悩まされることなく楽しく過ごせるようにしていきましょう!

 

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